『長いつきあいになりそうじゃの』
By ジェラード
『…確かに。長くなりそうだな』
By アリューゼ
今回もヴァルキリー・プロファイルからの名言です。
北欧神話を微妙に拝借したゲーム設定で、元はPSのゲームです。
現在PSPにも移植。
ゲーム中、主人公は戦乙女ヴァルキリー(←役職名)レナスです。
レナスはオーディンの命じるまま、天界で起こっている戦争に粋のよい戦士をエインフェリア(人間)からみつくろうため、
人間界にて瞑想(?)をして、魂の波動(?)を感じます。
ある程度自分のところで育て上げたら、自分の判断で天界へ転送をしていくというシステム。
仲間になるエインフェリアは、その人物がどのような死に様を遂げたかが判ります。
一番最初に仲間になるキャラクターが、アリューゼとジェラードです。
アリューゼは傭兵ですが、カリスマ性が高くとても強い屈強な男です。
彼には色々な事情がありますし、彼自身生きる道に迷って、何だかしっくり来ないイライラ感でいっぱいです。
とりあえず、戦場で戦果をあげて、敵の死体を積み上げて、周りから強いと賞賛されますが、
「だから何だっていうんだ? くだらない」
というイメージ。
城の中で戦績をたたえられて、彫刻を国王からじきじきに受け取りますが、
王様の
――傭兵風情が…。貴様も蛮族と変わらぬクセに。
という小馬鹿にしている腹の底を、アリューゼは感じ取っています。
アリューゼもまた、
――取りつくろいやがって。この像はまるで"欺瞞の象徴"だな。
と見下します。
そして、
「俺はこんな茶番に付き合うほど暇じゃぁない!!
この彫像はまるで、あんたを象った物のようだな」
と、こき下ろします。
それに怒ったのは、国王の娘、ジェラードです。
「無礼者!!父王の心遣いを無視した暴言!!万死に値するぞ!!」
小さな少女はプリプリと顔を真っ赤にさせてのたまうのですね。
この時、姫様とはいえ、ただの小娘の言動などアリューゼは気にとめていません。
しかし。
おてんば小娘ジェラードは、腹いせに何かアリューゼを困らせる魂胆はないかと思案し、
城を抜け出し、変装をして、「アンジェラ」と語って、アリューゼをハメるために依頼をするフリをしようとします。
が――。
所詮は世間知らずの小娘。
大失態の末にアリューゼに身分を知られてしまいます(でも、ジェラード当人は気付いてない)。
アリューゼはジェラードが自分に復習するためにやってきたことも知ってしまいますが、
おてんばな可愛い小娘を見ながら、自らを振り返ります。
俺はあの時、娘の目の前で父をこき下ろしたんだ。
もちろん、そんなつもりはなかった。
俺は国王としてのふがいなさを指摘したのだから。
自分が間違っているとは思っていない。
だが―――――
娘にとって父はやはり父なんだ。
親を馬鹿にされて黙っていられる子供がいるわけがない…。
また明日、依頼を正式に頼みに来る。と、帰るジェラードに、
アリューゼは「明日会ったら、謝ってみてもいいか」なんて、苦笑いです。
運命の輪に翻弄されるようにして、二人は事件に巻き込まれ、最終的にはレナスにエインフェリア選定を受けるわけですが――。
魂となって出会った二人は、互いを見合わせ、クスリと笑います。
YouTubeぺたり
アリューゼ&ジェラード エインフェリア選定
長い話しなので、割り当てるタロットは数枚に及ぶでしょうが、
今回ピックアップした名言から
タロットは「太陽」のカードを割り当てていきます。
太陽はまた色んな意味が割り当てられていますよね。
現実世界で到達しうる最高の成功であるとか。
ライダーだと、後ろに塀があるので先の展望はまだ見えないだとか、
命あることへの喜びや、子供の頃の純粋無垢なワクワク感であったりとか。
マルセイユであれば、二人の子供が描かれて人との出会い、
そして、太陽の光は固定概念を打ち消し、思い込みによる否定を拭い去れば、新しい何かが出来上がる。
それは、何よりもワクワクする新しい世界のはじまり――。
傭兵であったアリューゼ。
一国の姫君であったジェラード。
立場が全く違う二人は、出会う事になります。
アリューゼからすれば、最初は「ギャンギャン吼えてるわけのわからない、変な小娘」
ジェラードからすれば、「父を侮辱した、憎き男」
しかし。
自分のしていることが何かわからず。
自分の求めているものが何かわからず。
気持ちの上で悶々としていたアリューゼからすると、嵐のような小娘は面倒だけど、とても新鮮だったことでしょう。
だから、放っておけない。
ジェラードからしたら、
なんだかんだ振り回し、結局尻拭いをさせているのですから、
「あれ? 憎い男だが、コヤツがおらぬとわらわは困るではないか?」
なんだかんだ、互いに(恋愛っていうわけでもなく、微妙な感じで)ひかれていく二人。
ジェラードが振り回し、アリューゼがやれやれと尻を拭い、
しかしひとたびアリューゼが「こちら」と歩き出すと、
「このわらわを置いていくのか! 無礼者!」
とか言いながら、結局チョコマカついていくんだろうジェラード。
それまで互いに受けたことのない刺激を、互いに与え合うことの出来る二人――。
これは、まさにタロットカードの言う太陽のカード的な刺激ではないでしょうか?
ワクワク。
ここから先に何が出来上がるのかはまだ未定。
だけれども、互いによい刺激を与え合う、そんな状態。
「長いつきあいになりそうじゃの」
By ジェラード
「…確かに。長くなりそうだな」
By アリューゼ
ちなみに。
私はジェラードが好きでした。
ギャンギャン吼えてる可愛らしい女の子って感じで。
いや、多分年上だったらどう処置してよいのか判らずに困るのだと思うけど、ジェラードは明らかに子供なので、カワユス。
「無礼者が! 万死に値するぞ!」
は、彼女がよく使う台詞。
顔を真っ赤にして一生懸命怒鳴り散らす様はとってもカワユス。
等身大で必死な感じは、男女問わず結構好きなタイプなんだと思います。
アリューゼいっちゃえ!
と、勝手に妄想が膨らむ腐女子な目で二人を見てみたりした時期もあったような、なかったような……(笑
ヲタク街道まっしぐら!
ひた走っていきますよっ!
By ジェラード
『…確かに。長くなりそうだな』
By アリューゼ
今回もヴァルキリー・プロファイルからの名言です。
北欧神話を微妙に拝借したゲーム設定で、元はPSのゲームです。
現在PSPにも移植。
ゲーム中、主人公は戦乙女ヴァルキリー(←役職名)レナスです。
レナスはオーディンの命じるまま、天界で起こっている戦争に粋のよい戦士をエインフェリア(人間)からみつくろうため、
人間界にて瞑想(?)をして、魂の波動(?)を感じます。
ある程度自分のところで育て上げたら、自分の判断で天界へ転送をしていくというシステム。
仲間になるエインフェリアは、その人物がどのような死に様を遂げたかが判ります。
一番最初に仲間になるキャラクターが、アリューゼとジェラードです。
アリューゼは傭兵ですが、カリスマ性が高くとても強い屈強な男です。
彼には色々な事情がありますし、彼自身生きる道に迷って、何だかしっくり来ないイライラ感でいっぱいです。
とりあえず、戦場で戦果をあげて、敵の死体を積み上げて、周りから強いと賞賛されますが、
「だから何だっていうんだ? くだらない」
というイメージ。
城の中で戦績をたたえられて、彫刻を国王からじきじきに受け取りますが、
王様の
――傭兵風情が…。貴様も蛮族と変わらぬクセに。
という小馬鹿にしている腹の底を、アリューゼは感じ取っています。
アリューゼもまた、
――取りつくろいやがって。この像はまるで"欺瞞の象徴"だな。
と見下します。
そして、
「俺はこんな茶番に付き合うほど暇じゃぁない!!
この彫像はまるで、あんたを象った物のようだな」
と、こき下ろします。
それに怒ったのは、国王の娘、ジェラードです。
「無礼者!!父王の心遣いを無視した暴言!!万死に値するぞ!!」
小さな少女はプリプリと顔を真っ赤にさせてのたまうのですね。
この時、姫様とはいえ、ただの小娘の言動などアリューゼは気にとめていません。
しかし。
おてんば小娘ジェラードは、腹いせに何かアリューゼを困らせる魂胆はないかと思案し、
城を抜け出し、変装をして、「アンジェラ」と語って、アリューゼをハメるために依頼をするフリをしようとします。
が――。
所詮は世間知らずの小娘。
大失態の末にアリューゼに身分を知られてしまいます(でも、ジェラード当人は気付いてない)。
アリューゼはジェラードが自分に復習するためにやってきたことも知ってしまいますが、
おてんばな可愛い小娘を見ながら、自らを振り返ります。
俺はあの時、娘の目の前で父をこき下ろしたんだ。
もちろん、そんなつもりはなかった。
俺は国王としてのふがいなさを指摘したのだから。
自分が間違っているとは思っていない。
だが―――――
娘にとって父はやはり父なんだ。
親を馬鹿にされて黙っていられる子供がいるわけがない…。
また明日、依頼を正式に頼みに来る。と、帰るジェラードに、
アリューゼは「明日会ったら、謝ってみてもいいか」なんて、苦笑いです。
運命の輪に翻弄されるようにして、二人は事件に巻き込まれ、最終的にはレナスにエインフェリア選定を受けるわけですが――。
魂となって出会った二人は、互いを見合わせ、クスリと笑います。
YouTubeぺたり
アリューゼ&ジェラード エインフェリア選定
長い話しなので、割り当てるタロットは数枚に及ぶでしょうが、
今回ピックアップした名言から
タロットは「太陽」のカードを割り当てていきます。
太陽はまた色んな意味が割り当てられていますよね。
現実世界で到達しうる最高の成功であるとか。
ライダーだと、後ろに塀があるので先の展望はまだ見えないだとか、
命あることへの喜びや、子供の頃の純粋無垢なワクワク感であったりとか。
マルセイユであれば、二人の子供が描かれて人との出会い、
そして、太陽の光は固定概念を打ち消し、思い込みによる否定を拭い去れば、新しい何かが出来上がる。
それは、何よりもワクワクする新しい世界のはじまり――。
傭兵であったアリューゼ。
一国の姫君であったジェラード。
立場が全く違う二人は、出会う事になります。
アリューゼからすれば、最初は「ギャンギャン吼えてるわけのわからない、変な小娘」
ジェラードからすれば、「父を侮辱した、憎き男」
しかし。
自分のしていることが何かわからず。
自分の求めているものが何かわからず。
気持ちの上で悶々としていたアリューゼからすると、嵐のような小娘は面倒だけど、とても新鮮だったことでしょう。
だから、放っておけない。
ジェラードからしたら、
なんだかんだ振り回し、結局尻拭いをさせているのですから、
「あれ? 憎い男だが、コヤツがおらぬとわらわは困るではないか?」
なんだかんだ、互いに(恋愛っていうわけでもなく、微妙な感じで)ひかれていく二人。
ジェラードが振り回し、アリューゼがやれやれと尻を拭い、
しかしひとたびアリューゼが「こちら」と歩き出すと、
「このわらわを置いていくのか! 無礼者!」
とか言いながら、結局チョコマカついていくんだろうジェラード。
それまで互いに受けたことのない刺激を、互いに与え合うことの出来る二人――。
これは、まさにタロットカードの言う太陽のカード的な刺激ではないでしょうか?
ワクワク。
ここから先に何が出来上がるのかはまだ未定。
だけれども、互いによい刺激を与え合う、そんな状態。
「長いつきあいになりそうじゃの」
By ジェラード
「…確かに。長くなりそうだな」
By アリューゼ
ちなみに。
私はジェラードが好きでした。
ギャンギャン吼えてる可愛らしい女の子って感じで。
いや、多分年上だったらどう処置してよいのか判らずに困るのだと思うけど、ジェラードは明らかに子供なので、カワユス。
「無礼者が! 万死に値するぞ!」
は、彼女がよく使う台詞。
顔を真っ赤にして一生懸命怒鳴り散らす様はとってもカワユス。
等身大で必死な感じは、男女問わず結構好きなタイプなんだと思います。
アリューゼいっちゃえ!
と、勝手に妄想が膨らむ腐女子な目で二人を見てみたりした時期もあったような、なかったような……(笑
ヲタク街道まっしぐら!
ひた走っていきますよっ!