名古屋で占い師をしている比良井しほりです。

対面鑑定
メール鑑定

占い講師をしていたり
企業さんで占い公演をしたり
雑誌に寄稿したり

占いアプリコンテンツの監修をしたりしている

そんな占い師です。


こちらのブログは占い師になりたい方に向けてと、マニアックな雑感を書いていくことが多いのですが……

今日は雑感。

占い師になるって、結構本を読まなくちゃならないと思うのですが……


実は私は読書家ではありません。
何度も書いているような気がしますが……昔は「本を読めない」ことにコンプレックスを持っていた時期もあったくらいなんですよね。

「本を読むことに対するコンプレックス」は、今はくなりました。
どんな感じのコンプレックスを持っていたのか、どんな感じでなくなっていったのかを書いてみたいと思います。


私の母は読書が好きだと豪語する人でした。
「活字中毒。活字がないと私はだめなの」
とか常々言っていました。

本を読むのが得意ではなかった小学生の私に
「あれを読みなさい」
「これを読みなさい」
「私が子供の頃は読んだのに、なんで読めないの?」
「本が読めないだめな子」

という感じだったわけですね。
なので「本を読めない私は恥」と、どこか思っていました。

子供向けの王様シリーズは人気で(わがままな王様と真面目な大臣と、不思議な出来事に出会う絵本みたいな童話かな)、周りに併せてそれはちょっと読んだ。
ストーリーはまぁそれなりに面白かった気がしましたが消して本来は自発的に読みたいものではなかった。

占い師の能力を駆使して時を超えて現在は25歳(笑)という私ですが、

私が小学3年くらいの時にちゃんと読めた本は「それいけ! スグナクマン」という児童小説。
これはするすると読めてしまい、かつとても当時は感動して
「これをすべて書き写したい」と写し始めて、返却が来て断念した記憶があるくらい感動した。

小学生の頃から中学の少しくらいまで、親は二週間に一度図書館に兄弟そろって図書館に連れて行ってもらえたわけですが……。

親が勧める本を時折強制的に借りなくちゃならなくなって、結局読まずに返したり
自発的に手に取るのは、何かのハウツー本だったりすることが多かったりした気がする。
(あと、妖怪辞典とか、神話辞典とかそういう……もう、資料本みたいなね)

中学に入ると占いの世界にハマるので、
結局占い関連の書籍か、妖怪、都市伝説、神話系みたいな本になっていくというか……

資料系の本は一から読むより、斜めに読みながら必要な箇所を熟読するといういわゆるデータベース扱いをするので、「本を読む」というのとはまた違うとどこか思っていた。

中学の頃で読んだ小説は
「冒険者たち」
年上の方々には「ガンバの大冒険元ネタ」と言うとピンと来る方も多いのかな?

「冒険者たち」は私にとって読みやすいものではなかったのですが、ストーリーは面白くて(挿絵が写実的な絵だったな)イカサマはかっこいいし、ボーボーは可愛いし、ガンバは勇者だし、ノロイは本当に気持ちの悪いイタチで……
懐かしのアニメ特集番組なんかで初めて「ガンバの大冒険」を見たときはあまりに「かつての児童向けアニメバリバリの画調」で、ショックだった気がしました。

あとは、これも「読みやすい」とは思わなかったけれども、ストーリーが面白くてなんとか読んでいたのはDr.ドリトルシリーズ。
ドリトル先生は、ぬぼーっとしたマイペースな、ちょっとプーさんみたいな動物オタクで。

ドリトル先生は映画化もされていますが、ドリトル先生イメージはなんか全然違ったなぁ……

そんな児童小説と、
中学の頃はライトノベル全盛期でもありました。

猫も杓子もライトノベル。
とりあえずラノベ出しておけば売れる状態。

故に聞いたこともない文庫がばんばん出て、漫画家もガンガンラノベを出して
反映と衰退につながる、そんな時期でした。

つまりはクオリティの低い、「あらすじ本」「挿絵で補完」という書籍も乱発されていた時代です。

あらすじ本は読みやすい以前の問題で、行間や空白も多いものが多くて
30分もあれば一冊読めるくらいの本も多くて

故に「興味もないけれど、周りは恋愛ラノベが好きだから敢えて併せて読んで、コンプレックスを満たすために読破冊数を増やす」
みたいな謎のテンションでした。

ラノベでも「あらすじ本」ではないものもあって
ドラゴンクエストとか
虎王伝とか
文字が詰まっている物もあったのですけど、こちらはどちらかというと男子が読むものだったり
マニアックな女子が読むもので、
読んでいたのですが、あんまりクラスメイトと話込めない感じが悲しかったなぁ……


ちなみに、この乱立時代
某出版社の編集長が「ライトノベルは小説ではない。売れるから出すけど自分は読まない。小説じゃないから」みたいなことを平然とどこかで発言されているというのを見た気がします。
(それはラノベに携わる方に大変失礼ですけどね)

ということで、当然私の母も読みもしないで
「ライトノベルって、児童小説以下の漫画を文字にしたやつ」
という認識だったため、

私のコンプレックスは止まらない状態だったのですよね。

さて。
そこから私が大学を卒業するくらいの頃。

「本を読まないといけないんだ」
というコンプレックスを払拭しようと、一定期間小説を読むことを決めます。

当時の私にとって
本=小説 というわけではないのですが

最初からちゃんと活字を読むもの。
それは、資料本ではなくて……まぁ小説なのかしら? ラノベでも児童小説でもないやつ。

という括りでのことでした。

それでブック●フで適当な100円本を買っては読んで、ブログに感想を書いて(このブログではないですよ。違う名前で感想をあるブログを書いていました)いこうと決めました。

読んでいるうちに、嫌悪感を受けるものも読みにくいものもあるのですが、それでも
「読了しないと感想は書けない。読了しないで私に言えることは『私には読めなかった』であり、それ以上は絶対に語ることは許されない。何故なら、読んでもいないんだから」

という製作者に対する敬意を↑の感じで誓って書いていました。

これを繰り返していくうちに
なんとなく、あることに気がついていったのです。

母の影響とコンプレックスから「活字はありがたく受け取らねばならない」と思っていたのです。
受け取れない活字があってはならない。
くらいの思い込みがどこかにあったのですね。

でも、すでに占いに触れていた私は「相性」があることを知っているし

本を読み重ねるうちに、
それは「著者」がいて、「編集」さんがセットになった活字が放たれているものなんだと気がついたんですよね。
その「活字」は「言語」の様に、伝えるツールであって、
その伝え方の「相性」は存在するし、
そもそも伝えている根幹たるものが、著者の人となりも透けるものであって
それは、受け取っても受け取れなくても「いいんだ」。

ただ、合わなくても強く否定するのはだめ。
だって、それは「今の自分には合わない」だけかもしれないし「自分には合わない」だけかもしれないから。

そんな風に思えたら途端に楽になったし、むしろ読めるようになったんですよね。

本は自分が好きな感じに読めばいいんだ。
コンプレックスから徐々に開放されていく感じでした。

ここから、好きに本を読めるし
「読んで解らないことが怖くない」様になりました。

禅の本とか読みましたけど、時々さっぱり解らないことがあってもさっくりとそこは読み流して
また、好きなタイミングで読み直した時には、ピンとくるかもしれないくらいで居ればいいや〜
みたいに思えるようになったんですよね。

理解を早急にしなくてはならないときはまた別のアプローチをしますけど、理解に急いでいない箇所は「なんだかそんなものがあったなぁ」という記憶があれば良い。
みたいな。

読了したから「すべてを理解した」わけでもないし
「これは再読が必要な書籍」というものも、出てきたりします。

そして、それは何も恥ずかしいことではないんですよね。
(そもそも禅は「本になる」ってことが割と不思議な世界観ですよね。感覚とか体感で伝える世界ですから、活字になった時点で本来の考え方からすると、「それって違う」って話だし)

たいした経験ではありませんが、
かつての私と同じく「本を読むのがコンプレックス」という方の何かの役に立てば……


と、言いつつすでにこれだけ活字が並んでいるとかなりの矛盾な気がしてきましたけど……(^皿^;


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