『わたしたちが希望を捨てたらどうなるの!
 わたしたちには 希望しかないのよ!!』

再び世代なので、北斗の拳です。


拳王(ラオウ)侵攻隊に村が襲われ、逃げ隠れていた、アイリとリン。
美しさゆえに囚われの身となっていたアイリに、過去のトラウマが襲い掛かる。
恐怖して恐れおののき、不安に駆られて絶望したアイリに、
アイリよりもずっと幼く、しかも身内が誰一人残っているわけでもないリンが、真っ直ぐな瞳で声をかける。


「わたしたちが希望を捨てたらどうなるの!
 わたしたちには 希望しかないのよ!!」



想う力というのは、凄まじい。
と、案外私は思っていたりします。

引き寄せの法則って言う言葉も、ある場所ではあるけれど――


例えば、スポーツにしたって、最終直面で「気持ちで勝つ」ってのは、あるとは思う。

でも、勿論、それは自分なりの努力を全てし尽くして、もうどうしようもない状況に立たされた時に、最後の一押しとして、使われたりするんだと思う。


何の努力もないのに、気持ちだけで勝てるなら、オリンピック選手が頑張って日々練習しているのをあざ笑う事になる。
失礼すぎる意見だろ。

ま、それはさて置いて。


マミヤさんほど戦いに慣れているわけでもなく。
そもそも女は腕っぷしでは、男性には叶わなくて。


何の力もない、若い女と子供。
そんな二人が、襲われる村の中で恐怖に震える。


「もう駄目だ」


今まで自分がされてきたこと。
傷物の自分。

どうせ、私は――。

アイリの声が聞こえてきそうですね。

けれど。
リンは言い放つ。


「わたしたちが希望を捨てたらどうなるの!
 わたしたちには 希望しかないのよ!!」


諦めてどうするんだ、と。
最後の頼みの綱――それは、確証のない、「希望」。
それでも、捨ててはならない。

生き抜きたいと思うなら。
自由を死守したいと思うなら、


――捨ててはならない。



タロットカードに当てはめるなら、私はやはり「星」のカードを割り当てる。

空に輝く星。

ウェイト・スミスパックなら、希望だとか言われていますし、

マルセイユでは、純粋に行えること。

とも言われていたり。


名言を思えば――
――ただ、純粋に思うこと。


生き延びたい。
自由でありたい。


この星のカードを、二人の状況に当てはめてみるならば、なかなかサバイバルなイメージが沸いてきますねぇ。


クライアント:「●●くんが好きなんです」

星のカードが出たとする。

この、リンとアイリを当てはめる。

クライアント:「うまくいくでしょうか?」

占い師:「わたしたちが希望を捨てたらどうなるの!
 わたしたちには 希望しかないのよ!!」



――かなり難易度が高いって事でしょうか?



でも、実質アイリさんはリンの言葉で奮起するし、生き延びるわけだし。


「出来る」
そう信じた気持ちがあったからこそ、抜け穴に気付くことが出来るのも事実。


このリンとアイリさんのやりとりからタロット「星」のカードを割り当てて、想像力を膨らませてみると、


かなりの苦境を強いられていることを意味する。
けれど、希望を捨てたらアウトやで〜っていう。
しかも、この「希望」は「だったらいいな〜」レベルではない。

強く強く、信じる。
そして、それに向けて一心に努力をする。
自身の力で出来る事があるなら、全て行う。


その結果、


手に入れるもの。


希望の星は、遠い。

けれど。


「もう駄目だ」

隠れながらも全てを絶望し、震えたアイリさんと。
助かる。生き抜く。信じたリンと。


どちらがメンタル的に健全だろう?



リンの言葉で奮起するアイリ。
だからこそ、生き抜くために最善を尽くして動けた二人――。


なかなか、深い――。

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