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ヴァルキリー・プロファイル

やはり、一番はコレですわ

ブログネタ
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ネタに参加です。

思い出に残っているゲームは、、、、


ヴァルキリー・プロファイルです。


好きです。

久々にプレイしなおしたいけど、時間もなくてできませんが(^^;

HPの占い雑記にもヴァルプロは多く出現していますね。


サイトより引用ストーリー

ことの始まりは、一人の少女の死だった…

発端は寂れた村にはよくある話。
娘を人買いに売り渡そうとした母親の元から、
少女は幼馴染の少年と逃げ出した。

幼い二人が必死になって暗い山道を走り続け、
辿り着いたのは一面の鈴蘭の草原だった。
喜ぶ少女に少年は鈴蘭には毒があるから離れようと言う。
だが、少女は今までのツライ生活を思いだし、
楽に死ねるならこのままでもいいと言い出す。

少年は少女が大好きだった。
少女と離れるくらいなら! と家から連れ出したのに、
少年の腕の中で少女は眠るように死んでしまう。

そして少年の叫び声だけが鈴蘭の草原に響き渡っていた…。



もう15年ほど前のゲームでしょうか。
物語全体的に暗いお話です。

PS1でしたが、PSPでも移植版出ています。

このゲームで私は初めて北欧神話に触れました。

そして、神話を知る前にオーディンに穿った印象を持ってしまった私です。

物語は北欧神話メインです。

主人公は戦乙女ヴァルキリー。

実際神話では「ヴァルキリー」は役職名でたくさんいたはずですが、物語では3人しかいません。
しかも、同じ時代同じ空間にヴァルキリーは一人しか存在できません。

3人の魂が(実は三姉妹)一つの肉体を共有するからです。
(一応、今回主人公のヴァルキリーはレナスという名前がある)

天界では戦争が勃発。
戦士が足らないということで、優秀なエインフェリアを連れてこいとオーディンに呼ばれ
動き出すのがヴァルキリーなのです。

エインフェリアとは、選定された人間の魂のこと。

つまり、仲間として連れるためには必ず人間界で死を迎えるのです。


ちなみに、ストーリー説明で出てきた少女。
これが、ヴァルキリーです。
ヴァルキリーは、天界から呼ばれるまでは人間界で人間の体の中で天界の記憶を封印して眠るという仕様があり
徴集がかかることによって、自然と死に向かい
人間界での記憶を一切消して、戦乙女ヴァルキリーとして召喚されるのです。

序盤中盤では語られず、ある一定の条件をクリアしたときのみ真のエンディングへの扉が開かれ、
そこで、オーディンの思惑がすべて明らかになるというストーリーです。

真のエンディングへとつながる鍵を握るのは、共に逃げた少年「ルシオ」。


この、微妙に入り組んだ設定と、
そして、仲間になっていくエインフェリアの死に様から想像させられる「生き様」で、色んな愛着が生まれてきたりするのです。

そして、面白いのは一巡目をしたのは21程度の頃

二順目は27くらいの頃だったと思いますが

それぞれのキャラクターの「生き様」「死に様」を見て

自分の変化から、印象ががらりと変わっていることに気がつけるのが、面白かったです。

最初の頃、序盤で仲間になるアリューゼの気持ちが一切理解できず
むしろ「嫌い」くらいのノリだったのに

20も後半に差し掛かると、

アリューゼの抱えていた葛藤がどういったものだったのか、
なんとなく想像ができるようになって、
ああ、こいつ、本人も気がついてないけど、なんだかすごく孤独だったのかも。

とか思えて、なんだか好きになってみたり。


アリューゼほどの印象の違いはありませんでしたが、
ベリナスも死に様の印象は変わりました。
けれど、ベリナスがどちらかというと苦手だった私ですが
死に様の印象が変わった今もやはり苦手な男です。
年齢は37歳だそうです。

40代くらいの貫禄があるように見えるので、思いのほか若くてびっくら。

彼のエピソードは、、、

ネタバレですが、彼は金持ちの息子です。
小さい頃に、身寄りがなく家に引き取られてきた少し年下のメイド「阿沙加」と仲良く暮らしていました。
時折兄弟のように。
けれど、彼女はメイドであり、彼は御曹司です。
立場の格差は埋まりません。
御曹司であったベリナスは親の決めた相手と結婚をしますが、病気で亡くしてしまいます。
ベリナスを支え、常にそばにいたのは、兄弟の様に育った阿沙加。
互いに互いの気持ちを分かっていながらも、立場の格差が邪魔をし、二人の間はまったく進んでいきません。
そんなある日。
ベリナスの元に死霊が訪れます。
その死霊を駆除するため、ヴァルキリーが登場します。
突然の神様の出現にベリナスが驚いていると
「死霊だ。そんなことより、娘の命が危ない」
と、予言します。
驚いたベリナスが阿沙加の元を訪れると、阿沙加は既に呪いの力で息絶えていました。
ベリナスは泣き崩れます。
心より阿沙加を愛していたからです。
「なんとかならないのか」
と、懇願をすると、クールなヴァルキリーは答えます。
「方法がないわけではない。換魂の法。ただ、これを使えば引きかえに命を失う」
阿沙加を助けたいなら、自らの魂を差し出すしかない。
ベリナスに迷いはありませんでした。
「立場を気にして、私は本当の気持ちをずっと言えないでいた」

──だから。

阿沙加の命と引きかえに、命を差し出したベリナスはエインフェリアへと選定されます。

そして、ヴァルキリーは誰もいないベリナス元婦人のタンスから、一冊の書籍を見つけます。
それは、呪いをかけた形跡のあるもの。
阿沙加に対する嫉妬から婦人が──

「ばかなことを」



ってなストーリーで。
昔は「へー」くらいでしたが、年をとったのか「そうかぁ」とか思うようになりました。
でも、最終的には二人きりの生活になっていたのにも関わらず、気持ちを伝えられなかったベリナスがヘタレすぎなので、やっぱ好きじゃありません。


っと、まぁ、全体になんだか暗い死に様が語られてエインフェリア選定されるのですが

「人間界ミッドガルドにて、なぜこんなにも悲惨なことが起こりつづけるのか」

という企ての根幹を、主神オーディンがにぎっている、、、という話の構成なのです。


いやぁ、、、久々にやりたくなってきちゃったなぁ。

そういえば。
ファイナルファンタジータクティクスも、ストーリー的に良かった気がしますが
現在ストーリーをほとんど忘れて
算術108トードとチキンチキンの記憶しかない、、、です。

男の子は好きだろうけど、なんだか主人公ラムザくんに共感しきれなかった私が、若干シビアなのかもしれません。
けど、どうなのかな。
実際は、、、不器用なところは似てるのかもしれない。

例えば、親友だった男がある時敵側に居た事を知って、直接真意を確かめるために画策するとか。
画策しきれるだけの能力があるかは別として「まいっか」になるまでには割と時間がかかる方であればあるほど「ラムザタイプ」なんだろうし
「あいつ、変わったな」って言葉で「まいっか」できちゃえば、歴史に埋没することなく、そっちの方が案外ファイナルファンタジータクティクスの世界観では、歴史に名を残す英雄となれるのかもしれないし。

戦争とか、大人の事情とか色んなことに翻弄されていく中で
「わからないけど、自分が正しいことを貫きたい」
という不器用なラムザくんの話だった記憶。

自分に素直でありつづけ、真実を知ろうとしたからこそ、
真の英雄であるのにも関わらず、その名前は隠蔽され、歴史の中へと埋没していく。
ってな感じだったかなぁ、、、みたいな。


うーん。
YouTubeで探したらイベントシーンだけの動画とか、出てきてくれるかなぁ?



★★☆★shihori★☆★☆★


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ヴァルキリー・プロフアィル名言とタロット「世界」

「しっかりしろ!
 俺は嫌だ!
 忘れるもんか!
 死んだって、おまえのことだけは――」byルシオ

長らくお待たせいたしました。

今回のタロットカードは最後を飾るのに相応しい? 世界のカードですね。

世界のカードというのを聞いて、「ジョジョじゃないんですか?」と思った男性読者の諸君。

すんません。
私はヴァルプロ推奨なんです(笑)。

そう。
今回もヴァルキリー・プロファイルからの名言です。

世界のカードは完成体であるとか、様々意味が割り振られておりますが、

成功という形の結論を迎えるカード。

と、言ってしまえばそんなもん。
何をもってして、何を起因として成功とみなすかは解りかねますが、世界のカードの示す成功は、現在というものに焦点を当ててはいません。
現在起こりえている、不快なコトも含む全ては、「成功に到達するプロセスである」という意味のカードです。

コケようが骨折しようが、離婚しようが何があったとしても、
「それがあったから今があるんだ」
と、言い放つ時がくるんだよ。
いつかは知らんけど。

というカードです。

で、今回そんな世界に当てはめて、大好きなヴァルキリープロファイルからシーンを引っ張ってきました。
現在だけでは物語ることの出来ない世界のカードは、いくつかのシーンと説明が必要になります。

ちなみに。
ヴァルキリー・プロファイルはPSで登場してきたゲームです。
PS2でシルメリア。
PSPでPS移植
DSで咎を背負う者
が、出ています。
詳しくはググってください。

私の単なる「見てみて!」欲求ですがオープニングです。





北欧神話設定を拝借したゲーム設定です。
戦乙女と言われる三人姉妹の一人、レナスは、基本女神として眠る間、人間として転生をしています。

その頃の名前がプラチナです。
プラチナは、勿論自分が女神であることなど知りません。

プラチナは、今回人間界にて大変な辛い目に遭っていました。
何でこんなに生きているのすら辛いのか、彼女にもわかりません。
ただ、必死に日常をこなしていきます。
近所の幼馴染、ルシオだけが彼女の心のよりどころでした。
ルシオもまた、プラチナと同じ気持ちだったのに違いありません。
貧乏暮らし。
冷たい母親。

ただ、歯を食いしばって生きていく。
そんな最中、母親がプラチナを人買いに売りつける話をしているのを、ルシオは聞いてしまいます。

ルシオは夜、プラチナの部屋に行き、このままでは売られてしまうという旨を伝えます。

一緒に、逃げよう――。

信頼していた母親が、自分を売る。
こんな家に居ても仕方が無い。

もとより失うほどのものを持ち合わせてもいない二人が、手を取り合って、駆け落ちようとします。

しかし、鈴蘭の草原に立ち入った際に、プラチナは
「ルシオと一緒にいるのは楽しかった。
 でも、それ以上に辛い思い出が多すぎるの。
 もう、すべて、忘れて、しまい、たい……」
 
と、この世を悲しみ、鈴蘭の毒にあてられて――力尽きます。

――何故? 何故、彼女が死ななくてはならないんだ!?

「しっかりしろ!
 俺は嫌だ!
 忘れるもんか!
 死んだって、おまえのことだけは――」
 

ルシオが吼える。

鈴蘭の毒に倒れたプラチナ。
何故、そんなにもあっさりと?


それは――。
北欧主神オーディンからの呼び出し。
レナスとしての力を必要とされていたからです。
レナスとしての覚醒が必要ならば、単なる魂の入れ物としてあった人間の肉体など、殺してしまえばよいことで。


天界に呼ばれたレナスは、人間界でのプラチナの記憶は「邪魔な記憶」として抹消されます。

完全、戦乙女ヴァルキリーとして復活を遂げるわけです。




しかし、ある時ふと鈴蘭の草原に訪れたヴァルキリーであるレナスは、プラチナの頃の記憶が騒ぐ感触を覚えます。






何故、人間界がこうも悲しみと不幸と、戦にまみれているのか。
プラチナとして体感した、荒れきった人間界。

その秘密が――天界に隠されている――。

その秘密を暴く鍵は、「邪魔な記憶」として抹消されていた、ルシオとの関係。
ルシオの存在――。


ルシオのプラチナに対する想い――。


数ある要素を揃えたとき、真のエンディングへの扉が開かれていくのです。

共に逃げようと誘った女が、自らの腕の中で息をひきとる――。

そこから、全てがスタートする。

そして、それがなければ、天界の秘密も暴かれず、

オーディンの思惑も、裏切り者であるロキの存在もあやふやなまま、


人類は救われなかった――。




「しっかりしろ!
 俺は嫌だ!
 忘れるもんか!
 死んだって、おまえのことだけは――」


嘆き悲しむルシオ。

この瞬間、彼が引くカードは世界のカードなのでしょう。
しかし、ルシオには「成功」の意味が判るはずも無い。
焦点は今ではない。

まるで緻密に組まれたパズルのように、今現在の出来事も一つのパズルピースとして、存在している。
プラチナを思うが故のルシオの嘆き。

だからこそ、完成するパズル。



だからこそ、救われた人類――。



だからみんな!
タロット片手にヴァルプロしようぜ!(笑

なんつって。
ちなみに、よく「レザードヴァレスの塔で固まって、以降プレイしていない」という方も耳にしますが、
私は何故かそこで固まった覚えは無いのですよねぇ。
なんだろ。

おかげさまで、

アニメ、漫画、ゲームの名言×タロット

が、大アルカナ22枚を終了いたしました。

あとーんす。
あとーんす。


ちなみに。
まとめてお読みになりたい方は、私のHP Blue Bird Questの「占い雑記」にまとめてありますので、
宜しければ一度ご覧くださいまし♪
Blue Bird Quest

ヴァルキリー・プロファイルの名言とタロット「女帝」

今回もヴァルキリー・プロファイルからの名言から。

毎回説明していますが、
ヴァルキリー・プロファイルはPSのゲームです。
PSPにも同じものが移植。
PS2でヴァルキリー・プロファイル シルメリア が
DSでヴァルキリー・プロファイル 咎を背負う者 が発売されています。
気になる人はググってください。

正直宣伝をしたところで私の利益は一円もないのに、熱い想いで布教したい!

北欧神話を微妙に拝借したゲーム設定。
天界で起こる戦争に、戦乙女のヴァルキリーは人間界にて人間を見繕い、天界で戦うエインフェリアの選定をして、
さくさくっとヴァルハラ(天界)に送って、

戦争中のオーディン様を有利にしていこう♪

というゲームです。
見方を変えれば、上司に仕える犬となって、エインフェリア選定から育成を行うゲーム。
(ただ、素直に犬であり続ければ真のエンディングは迎えられません)

今回のキャラクターは
私の愛する愛する、愛する愛する×100 カシェル君です♪
(若干無理強いな感じもしますが、それは私のカシェル君に対する愛だと思って諦めてください)


趣味と実益を兼ねて大陸各地を渡り歩く、冒険者という名の放浪者。
端から見れば厄介者。
とある人物(アリューゼ)に負けずと大剣を無理やり振り回す。
理想を追い求める熱い姿勢は憎めない。

サイトでは「良くも悪くもアリューゼの劣化版。さくさくっとヴァルハラ転送してしまいましょう」と書かれていたりしますが、
私は最後まで使いきる。
愛で使い切る!!


冒険者であるカシェルは仲間のセリアと共に、指定された村に向かいます。
生存者一人につきいくらかの報酬を受け取る冒険。

その村は――ほぼ、死んでいた。

石化されている人の姿。
しかも、石化された後に壊された跡――

絶望的な状況を見て、セリアが呟く。
「バシリスク、コッカトライス、ゴーゴン…!どの可能性を考えても手に余る仕事よ」

「石化した後に壊すなら、これは畜生じゃあない。知恵がある証拠だ」

――メドゥーサ!

最悪の敵を思い浮かべながらも、仕方なく二人は村を歩く。

奥で石碑に守られた地下への入り口(確か)を見つける。
石碑には古代ルーン文字。


「蒼穹の煌めきを集め鍛えし剣、グラン・スティング。我、此の地に絶対悪を封ずる。」


二人が中へ入っていくと、そこには小さな子供の石化された姿――。

まだ、壊されてはいない。

薬で回復させようとしていたその矢先、姿見えぬ敵の声を聞く。

「この野郎!姿を見せろ!」

姿を現した敵は、次の瞬間にはカシェルを切り裂く。
勢いで吹っ飛ばされながら、朦朧とする意識の中、手から離れて弧を描いて落ちようとする薬の事を気にかけるカシェル。

「あ…。ビンを…。守らないと―――――」

暗転――。

弧を描いて落ちる筈だった薬のビンは、見事戦乙女ヴァルキリーの手の中にある。


「これがおまえいにとって、一番大切なものなのか。」
女神の問いかけに、カシェルは素直に答えます。

『わからない。無我夢中だったから。』
by カシェル

カシェルの言葉を受けて、ヴァルキリーはカシェルを選定します。
「お前には、生きる権利がある」

You Tubeぺたり
カシェルエインフェリア選定


さて。
ちょいと無理強いな感じがしますが、ここは私、タロットカードで女帝を当てはめてみたいと思ったりするんですよね。
ふふ。

女帝のカードは、私は時として人として読むこともあったりするんですが(かなりケース・バイ・ケース)
今回は人としての説明ではありません。

いやいや。
本来は女帝のカードは人として読まないのが普通なんですが
ケース・バイ・ケースでなんで人としても読むことがあるのかって

――そこに、人が描かれているからさっ!


と、まぁ凄く大きくズレました。
女性性や受動性、豊かな愛情など、女性らしい女性の象徴だとか様々意味はありますが。

女帝を母としてありのままを受け入れてもらえる状況――と、読んでみるのなら。


選定されたカシェルくんはまさに、「ありのまま」なのではないかな、と私は思うのです。

以前書いたアリューゼに負けじと大剣を振り回し、兎に角冒険を続けて

「俺、絶対アイツより強くなるぞ」

と、口にしないまでも意識していることがまるわかりなカシェル。
常に彼は等身大。

常に彼は100%ありのまま。

少女を救うために、死に際までも石化を治す薬を気にかけているカシェルくんは、先の先の展望を考えるより側近しか常に頭にない男の子かと思われます。
けど、一生懸命。

だから、ヴァルキリーに
「これがおまえいにとって、一番大切なものなのか」

と質問をされても、
「わからない。無我夢中だったから。そうみたいだ、としか言えない…。」
と、カシェルは答えるのです。


って。
今回は若干無理があるような気がしなくもなくて。
仕方ない。
カシェル君が好きだから。


純粋素直な一言。
だからこそ、受け入れられた。

この解釈からすると、易で言うなら天雷无妄に似ているのかな?
天雷无妄の場合は「妄」は嘘を意味して、无妄は嘘がない状態だから、

女帝の示す「ありのまま」を、天雷无妄と併せて考えるなら、

「わからない。無我夢中だったから。そうみたいだ、としか言えない…。」

きれいごとを並べるのではなく、ただ、純粋に思ったことを思うままに口にしたカシェルの言葉こそ、
女帝なのかもしれませんね。


そして、だからこそに、カシェルくんはエインフェリア選定を受けるわけで。


ファンネリアブレードという必殺技は大変使いにくく、攻略本では不評な彼ですが、
そんなありのままの彼だからこそ、私は最後まできっちり使うわけです。

なんつって。


まぁ、凄い補足ですが

この「ありのまま」の定義とは何かという話まで発展させると、激しくも深い話しになるのですけどね。

人がわかりやすく思う「ありのまま」というのは、
カシェルくんの死に際の思考、そしてヴァルキリーとの質疑応答なんじゃないかと思う。
等身大でいる彼。

ただ、アリューゼを意識して、自分の体に似合わない大剣を振り回す様は
「ありのまま」の自分を偽る行為?

いや、本来は、それを含めても「ありのまま」だったりするんですよね。
アリューゼを意識しているのは、事実なんだから。

そして、そんな自分に気付いているからこそ、口に出さない男のプライド。
なんてねぇ。

そんな事を考えると誰もが皆ありのままで、
それを受け入れてもらえる状況が、女帝なんですかねぇ。


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ヴァルキリー・プロファイルとタロット「節制」

今回もヴァルプロです。
ヴァルキリー・プロファイル 咎を背負う者


『・・・迷ってなどいないさ。何が正しいのかなんて、どうせ俺にはわからない。』
by ウィルフレド



とはいえ。
今回焦点は、名言がっていうわけではなく、
もうある種このゲーム全体の設定がというところでしょうか。


オフィシャルサイトから引用
「とある王国に、一人の青年が傭兵として雇われていた。
 青年の名前はウィルフレド。
 幼馴染でもあり親友でもあるアンセルと共に、
 戦場を渡り歩くよう塀となったウィルフレドの旨には、ある決意が秘められていた。
 その決意とは、
 『エインフェリアとなって戦乙女に近づき、復習を果たす』
 というものだった。
 幼き日、戦にて父を失ったウィルフレドは、父と共に戦ったという兵士から
 『お前の父は戦乙女に選定されたのだ』と知らされた。
 証拠となるのは、遺体のそばに落ちていたという一枚の白い羽。
 人間界ミッドガルドでは、戦乙女に選定されたものは、神の兵士エインフェリアとして、神界ヴァルハラに招かれると言われていた。
 そこで起きる神界戦争に召集されることは、武人として大変な名誉であり、遺されたものは喜ぶべき栄誉であると。
 しかし、いざ遺される立場となった時、ウィルフレドにとって戦乙女とは、不吉を運ぶ死神でしかなかった。
 愛していた父を奪われた悲しみ。
 稼ぎ手を失った一家に訪れた貧窮、そして訪れた妹の死。
 日を重ねるごとに、神のこまとして徴兵された父への思いは募り、
 父を連れ去った戦乙女への憎悪は深まっていった」

オフィシャルサイト
VALKYRIE PROFILE 咎を背負う者

DSゲームです。

You Tube咎を背負う者オープニング


DSだっていうのに、このOP映像のクオリティっていったら……

というマニアトークは横へ置いて。


私はこのDSは未クリアです。
システムがかなり難しかった。


主人公ウィルフレドは、冥府の女王ヘルと契約を取り交わします。

憎き戦乙女は神様ですから、対峙するなら邪悪な力を借りねばなりません。

彼は戦闘のたびに「ミッション」を課されます。
女王ヘルから要望される、邪悪なポイントをクリアしなくてはならない。

あんまり覚えていませんが、「いかに邪悪な戦い方をしたか」だったような――。

いかに圧倒的な差で、相手を囲んで袋叩いたり、HPが0になっても続けて攻撃をしかけるなどをすることでポイントが地味に溜まった気がします。

仲間と連携を組み、相手を囲んでボコる。

勿論、敵との力の差がある状態でのことではないので、頭脳プレイで回り込んだりしながらその状況を作り上げるというゲームシステムだった気がします。
難しい……。

更に、ヴァルキリーの落とした羽を「憎き相手の残したもの」として一枚持っているのですが、
そこに冥府の女王ヘルが力をこめています。

どうにもならない時には羽の力を使うと、仲間一人を選定する事が出来ます。
選定されたキャラクターは、その戦で能力値が上がり、激しい強さを見せます。

しかし、対価として、戦闘終了時、選定されたキャラクターは死亡。
二度と帰らぬ人となるわけです。


仲間一人を犠牲にして、白い羽は少しずつ黒く染まります――。


仲間が減れば次の戦闘では苦戦を強いられる。
誰を犠牲にし、どのように戦闘を進め、


冥府の女王ヘルの要望する、邪悪な力を溜めながら、



いかに――復習を果たすか。


く、、、、、黒い。


さて。
この状況を私はタロットカードで「節制」を割り当てていこうと思うわけです。
両手に持つカップから、あっちゃこっちゃと水を流している絵が描かれていたりしますが。

まぁ、解釈それぞれ沢山ありますけれども。

今回、
異質のモノから全く別の第三のものを作り出すこと――。
バランス。
で、焦点をあてて話をしてみたいかな、と。



異物が混ざり合うと、その中でバランスを保つのは実に難しく。
けれど、異質なものが混ざり合うことで、新たな何かが生まれる可能性もあるという――。


主人公ウィルフレドは、ミッドガルドに居る普通の人間。

憎いのは戦乙女ヴァルキリー。

冥府の女王ヘルに力を借りる。

しかし、ヘルの配下に下りきっているわけではなく、あくまで目的のための選択なのです。

同じくミッドガルドに居る、それぞれの事情はあれども共に旅をするに至った仲間達――。


仲間を選定し、白い羽を黒く染めるのも、選択――。
出来る限り仲間を大切にしながら戦い進めるのも、選択――。
(ちなみに、羽を黒く染めれば染めるほど、主人公ウィルフレドの性格は邪悪に変貌するシステムらしい)


複雑な心境の中で、揺れ動きながら進んでいく主人公は、沢山の感情を織り交ぜながら、誰も進んだことのない道を進んでいるのではないか?


そんな気がするんですよね。


だから。

節制の状況で心のバランスを保つのは、大変に難しいことなんじゃないかなぁって思います。



まぁ、ゲームも大変難しかったんだけどね。
私、仲間殺せなかったもん(←そういう問題?)。



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ヴァルキリー・プロファイルの名言とタロット「太陽」

『長いつきあいになりそうじゃの』
By ジェラード

『…確かに。長くなりそうだな』
By アリューゼ

今回もヴァルキリー・プロファイルからの名言です。

北欧神話を微妙に拝借したゲーム設定で、元はPSのゲームです。
現在PSPにも移植。

ゲーム中、主人公は戦乙女ヴァルキリー(←役職名)レナスです。
レナスはオーディンの命じるまま、天界で起こっている戦争に粋のよい戦士をエインフェリア(人間)からみつくろうため、
人間界にて瞑想(?)をして、魂の波動(?)を感じます。

ある程度自分のところで育て上げたら、自分の判断で天界へ転送をしていくというシステム。

仲間になるエインフェリアは、その人物がどのような死に様を遂げたかが判ります。

一番最初に仲間になるキャラクターが、アリューゼとジェラードです。

アリューゼは傭兵ですが、カリスマ性が高くとても強い屈強な男です。
彼には色々な事情がありますし、彼自身生きる道に迷って、何だかしっくり来ないイライラ感でいっぱいです。

とりあえず、戦場で戦果をあげて、敵の死体を積み上げて、周りから強いと賞賛されますが、
「だから何だっていうんだ? くだらない」
というイメージ。

城の中で戦績をたたえられて、彫刻を国王からじきじきに受け取りますが、
王様の
――傭兵風情が…。貴様も蛮族と変わらぬクセに。
という小馬鹿にしている腹の底を、アリューゼは感じ取っています。

アリューゼもまた、
――取りつくろいやがって。この像はまるで"欺瞞の象徴"だな。

と見下します。

そして、
「俺はこんな茶番に付き合うほど暇じゃぁない!!
 この彫像はまるで、あんたを象った物のようだな」
 
と、こき下ろします。
それに怒ったのは、国王の娘、ジェラードです。
「無礼者!!父王の心遣いを無視した暴言!!万死に値するぞ!!」

小さな少女はプリプリと顔を真っ赤にさせてのたまうのですね。

この時、姫様とはいえ、ただの小娘の言動などアリューゼは気にとめていません。


しかし。
おてんば小娘ジェラードは、腹いせに何かアリューゼを困らせる魂胆はないかと思案し、
城を抜け出し、変装をして、「アンジェラ」と語って、アリューゼをハメるために依頼をするフリをしようとします。

が――。


所詮は世間知らずの小娘。

大失態の末にアリューゼに身分を知られてしまいます(でも、ジェラード当人は気付いてない)。


アリューゼはジェラードが自分に復習するためにやってきたことも知ってしまいますが、
おてんばな可愛い小娘を見ながら、自らを振り返ります。


俺はあの時、娘の目の前で父をこき下ろしたんだ。
もちろん、そんなつもりはなかった。
俺は国王としてのふがいなさを指摘したのだから。
自分が間違っているとは思っていない。
だが―――――
娘にとって父はやはり父なんだ。
親を馬鹿にされて黙っていられる子供がいるわけがない…。


また明日、依頼を正式に頼みに来る。と、帰るジェラードに、

アリューゼは「明日会ったら、謝ってみてもいいか」なんて、苦笑いです。


運命の輪に翻弄されるようにして、二人は事件に巻き込まれ、最終的にはレナスにエインフェリア選定を受けるわけですが――。



魂となって出会った二人は、互いを見合わせ、クスリと笑います。

YouTubeぺたり
アリューゼ&ジェラード エインフェリア選定

長い話しなので、割り当てるタロットは数枚に及ぶでしょうが、
今回ピックアップした名言から

タロットは「太陽」のカードを割り当てていきます。

太陽はまた色んな意味が割り当てられていますよね。
現実世界で到達しうる最高の成功であるとか。
ライダーだと、後ろに塀があるので先の展望はまだ見えないだとか、
命あることへの喜びや、子供の頃の純粋無垢なワクワク感であったりとか。

マルセイユであれば、二人の子供が描かれて人との出会い、
そして、太陽の光は固定概念を打ち消し、思い込みによる否定を拭い去れば、新しい何かが出来上がる。
それは、何よりもワクワクする新しい世界のはじまり――。


傭兵であったアリューゼ。
一国の姫君であったジェラード。

立場が全く違う二人は、出会う事になります。
アリューゼからすれば、最初は「ギャンギャン吼えてるわけのわからない、変な小娘」
ジェラードからすれば、「父を侮辱した、憎き男」


しかし。


自分のしていることが何かわからず。
自分の求めているものが何かわからず。
気持ちの上で悶々としていたアリューゼからすると、嵐のような小娘は面倒だけど、とても新鮮だったことでしょう。

だから、放っておけない。


ジェラードからしたら、
なんだかんだ振り回し、結局尻拭いをさせているのですから、
「あれ? 憎い男だが、コヤツがおらぬとわらわは困るではないか?」


なんだかんだ、互いに(恋愛っていうわけでもなく、微妙な感じで)ひかれていく二人。

ジェラードが振り回し、アリューゼがやれやれと尻を拭い、
しかしひとたびアリューゼが「こちら」と歩き出すと、
「このわらわを置いていくのか! 無礼者!」
とか言いながら、結局チョコマカついていくんだろうジェラード。


それまで互いに受けたことのない刺激を、互いに与え合うことの出来る二人――。


これは、まさにタロットカードの言う太陽のカード的な刺激ではないでしょうか?
ワクワク。

ここから先に何が出来上がるのかはまだ未定。

だけれども、互いによい刺激を与え合う、そんな状態。






「長いつきあいになりそうじゃの」
By ジェラード

「…確かに。長くなりそうだな」
By アリューゼ








ちなみに。
私はジェラードが好きでした。
ギャンギャン吼えてる可愛らしい女の子って感じで。
いや、多分年上だったらどう処置してよいのか判らずに困るのだと思うけど、ジェラードは明らかに子供なので、カワユス。

「無礼者が! 万死に値するぞ!」

は、彼女がよく使う台詞。
顔を真っ赤にして一生懸命怒鳴り散らす様はとってもカワユス。
等身大で必死な感じは、男女問わず結構好きなタイプなんだと思います。

アリューゼいっちゃえ!
と、勝手に妄想が膨らむ腐女子な目で二人を見てみたりした時期もあったような、なかったような……(笑


ヲタク街道まっしぐら!
ひた走っていきますよっ!

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占い師。 占いに魅了されて25年以上。 本職にして10年越え。 個人鑑定は完全予約制m(__)m 占い+αのスクール『グロリオーサ』さんetc…で占い講師も。 時々雑誌に寄稿。 ヴァルキュリア・タロット/ソウルセッション 監修。 Element Card(占いカード)製作。 タロット、九星気学、易、数秘術、手相 etc
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