『道は一つではないから。
一緒に、生きましょう』
By ヴァルキリー
ヴァルキリー・プロファイルからの名言です。
毎回説明していますが、
ヴァルキリー・プロファイルはPSのゲームです。
PSPにも同じものが移植。
PS2でヴァルキリー・プロファイル シルメリア が
DSでヴァルキリー・プロファイル 咎を背負う者 が発売されています。
気になる人はググってください。
正直宣伝をしたところで私の利益は一円もないのに、熱い想いで布教したい!
北欧神話を微妙に拝借したゲーム設定。
天界で起こる戦争に、戦乙女のヴァルキリーは人間界にて人間を見繕い、人間界ミッドガルドにて「天界で戦うエインフェリアの選定をして、
さくさくっとヴァルハラ(天界)に送って、
戦争中のオーディン様を有利にしていこう♪
というゲームです。
見方を変えれば、上司に仕える犬となって、エインフェリア選定から育成を行うゲーム。
(ただ、素直に犬であり続ければ真のエンディングは迎えられません)
今回のピックアップは、那々美ちゃんです。
彼女は孤児です。
しかも、神社? のご夫妻に引き取られた。
同じような年齢の娘を亡くしているご両親なので、那々美の事をわが子の様に可愛がります。
神社では、継承の儀というのがある。
洞窟に入って、短剣か何かを持ってくるモノだったと思う。
年齢に達して、継承の儀をはじめてから、那々美の身には災いが降りかかる。
中断する継承の儀。
しかし、那々美はなんとしても成し遂げたい。
「継承の儀が、私と両親が赤の他人だと改めて証明することになるのはわかっていた。
血筋はそれほど大切なものなの?
大切なものを無くした人は、どうすればいいの?
私は負けない。
力を受け継いで、もっと大切なものがあることを証明してみせる」
那々美の決意は固い。
なんとしても。
なんとしても!!!!
継承の儀を邪魔をしているのは、実の娘の幽霊、美那代だった。
美那代が那々美を取り込もうとしたとき、ヴァルキリーが現れる。
邪悪なる浮遊する幽霊を、滅してしまおうとするヴァルキリーを止めたのは――
――那々美だった。
「あえて取り込まれようというのか?」
驚くヴァルキリーに、那々美は泣き崩れる。
「本当はいやです…。死にたくなんかありません。でも…。
怒りも、悲しみも、寂しさも自分が一番深いと思っていたのに。
そうじゃなかった!この子の気持ちを痛いほどにわかってしまったから。
もう、こうするしか…。」
実に、犠牲的な選択。
「ならば、先は約束しよう。」
ヴァルキリーは那々美のエインフェリア選定を決めます。
美那代は那々美の体を借りて、両親の元へと帰り、
自分に体をくれた那々美を想って空を見上げます。
「道は一つではないから。
一緒に、生きましょう」
You Tube ペタリ
那々美 エインフェリア選定
この状況を、私はタロットカードで審判のカードを割り当てます。
審判は復活のカード。
死んでいたものが蘇るがごとく。
様々解釈ありますけれども。
まず。
戦乙女ヴァルキリーの「選定」そのものは、審判のカードにもなりますし……。
育ての両親への想い。
葛藤。
怒り。
悲しみ。
様々の那々美の心を支配していたものから、「エインフェリア選定」という行為は、
開放をしてくれたのではないでしょうか?
誰かを押しのけてまで、幸せを選択できなかった、自分。
反面で、幸せにもなりたかった自分。
「道は一つではない」
というヴァルキリーの言葉は、那々美にとって救いの言葉でもあるかもしれません。
全て、終わらせよう。
そして、エインフェリアとして、一からのスタートを……。
犠牲的精神の強すぎる那々美ちゃんは、大昔は苦手キャラでしたが、今は大分好きになりました。
彼女は果たして幸せになれるのでしょうか?
我も我もの今の世の中では、こんな犠牲的な彼女はなかなか幸せになれない気がして、心が痛いものです。
一緒に、生きましょう』
By ヴァルキリー
ヴァルキリー・プロファイルからの名言です。
毎回説明していますが、
ヴァルキリー・プロファイルはPSのゲームです。
PSPにも同じものが移植。
PS2でヴァルキリー・プロファイル シルメリア が
DSでヴァルキリー・プロファイル 咎を背負う者 が発売されています。
気になる人はググってください。
正直宣伝をしたところで私の利益は一円もないのに、熱い想いで布教したい!
北欧神話を微妙に拝借したゲーム設定。
天界で起こる戦争に、戦乙女のヴァルキリーは人間界にて人間を見繕い、人間界ミッドガルドにて「天界で戦うエインフェリアの選定をして、
さくさくっとヴァルハラ(天界)に送って、
戦争中のオーディン様を有利にしていこう♪
というゲームです。
見方を変えれば、上司に仕える犬となって、エインフェリア選定から育成を行うゲーム。
(ただ、素直に犬であり続ければ真のエンディングは迎えられません)
今回のピックアップは、那々美ちゃんです。
彼女は孤児です。
しかも、神社? のご夫妻に引き取られた。
同じような年齢の娘を亡くしているご両親なので、那々美の事をわが子の様に可愛がります。
神社では、継承の儀というのがある。
洞窟に入って、短剣か何かを持ってくるモノだったと思う。
年齢に達して、継承の儀をはじめてから、那々美の身には災いが降りかかる。
中断する継承の儀。
しかし、那々美はなんとしても成し遂げたい。
「継承の儀が、私と両親が赤の他人だと改めて証明することになるのはわかっていた。
血筋はそれほど大切なものなの?
大切なものを無くした人は、どうすればいいの?
私は負けない。
力を受け継いで、もっと大切なものがあることを証明してみせる」
那々美の決意は固い。
なんとしても。
なんとしても!!!!
継承の儀を邪魔をしているのは、実の娘の幽霊、美那代だった。
美那代が那々美を取り込もうとしたとき、ヴァルキリーが現れる。
邪悪なる浮遊する幽霊を、滅してしまおうとするヴァルキリーを止めたのは――
――那々美だった。
「あえて取り込まれようというのか?」
驚くヴァルキリーに、那々美は泣き崩れる。
「本当はいやです…。死にたくなんかありません。でも…。
怒りも、悲しみも、寂しさも自分が一番深いと思っていたのに。
そうじゃなかった!この子の気持ちを痛いほどにわかってしまったから。
もう、こうするしか…。」
実に、犠牲的な選択。
「ならば、先は約束しよう。」
ヴァルキリーは那々美のエインフェリア選定を決めます。
美那代は那々美の体を借りて、両親の元へと帰り、
自分に体をくれた那々美を想って空を見上げます。
「道は一つではないから。
一緒に、生きましょう」
You Tube ペタリ
那々美 エインフェリア選定
この状況を、私はタロットカードで審判のカードを割り当てます。
審判は復活のカード。
死んでいたものが蘇るがごとく。
様々解釈ありますけれども。
まず。
戦乙女ヴァルキリーの「選定」そのものは、審判のカードにもなりますし……。
育ての両親への想い。
葛藤。
怒り。
悲しみ。
様々の那々美の心を支配していたものから、「エインフェリア選定」という行為は、
開放をしてくれたのではないでしょうか?
誰かを押しのけてまで、幸せを選択できなかった、自分。
反面で、幸せにもなりたかった自分。
「道は一つではない」
というヴァルキリーの言葉は、那々美にとって救いの言葉でもあるかもしれません。
全て、終わらせよう。
そして、エインフェリアとして、一からのスタートを……。
犠牲的精神の強すぎる那々美ちゃんは、大昔は苦手キャラでしたが、今は大分好きになりました。
彼女は果たして幸せになれるのでしょうか?
我も我もの今の世の中では、こんな犠牲的な彼女はなかなか幸せになれない気がして、心が痛いものです。